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医師、当直前後とも通常勤務が8割超-ヒヤリ・ハット「経験ある」は約35%


 8割を超える医師が、当直前後に通常勤務をしていることが、医師・医療従事者向けサイトを運営する「ケアネット」(東京都千代田区)の調査で明らかとなった。当直前後の勤務体制について、多くの医師は通常勤務していると答え、当直前に限るとほぼ全員だった。一方、当直後の半日勤務や勤務なしは合わせても2割に届かなかった。当直前後とも半日勤務、または勤務なしとした医師は全体の1%にすぎなかった。【真田悠司】

 ケアネットは先月、同サイト会員の医師を対象に、病院勤務医の当直勤務に関する調査を実施し、1000人から有効回答を得た。それによると、当直前後の勤務体制について医師は、当直前は98.3%、当直後は83.3%が通常勤務をしていると答えた。当直後の半日勤務は12.7%、勤務なしは2.7%と合わせても15.4%にとどまった。

 また、睡眠時間に関する回答からは、当直時の平均睡眠時間は4時間34分だとわかり、20代医師の平均睡眠時間が、4時間07分と最も短かった。当直回数は全体平均が一月当たり3.5回であり、20代医師が最も多く一月当たり4.4回だった。若い医師になるにつれて、睡眠時間は短くなり、当直回数は増える傾向にあった。

 同調査の医師のうち、34.9%が、当直を理由とした睡眠不足や疲労によるヒヤリ・ハットを経験している。ヒヤリ・ハットの内容の中では、「薬剤の処方(薬剤名・量など)のミス」が最多で、「診察中や手術中に眠ってしまった」「患者を間違え、指示を出した」と一歩間違えば重大事故を引き起こしかねない現場の姿が明らかとなった。

 自由回答には、「当直明けの手術はつらい」「当直明けは休みたいが、医師不足のため現状では休めない」と勤務体制そのものの厳しさに対する意見が多くみられた。また当直については「世の中の人に夜勤とは違うことを理解してほしい」といった意見や「きちんとした労働者扱いでの待遇を」と当直勤務の過酷さが、患者や同僚に理解されない辛さを訴える声も目立った。



引用:医師、当直前後とも通常勤務が8割超-ヒヤリ・ハット「経験ある」は約35%



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